単科について
人に伝えること、表現することを楽しむクラス
単発で受講可能な講座です。月に1〜3回開講しています。
うまく・正しくまとめることよりも、いつもの自分ならしないような考え方・描き方を試します。表現の幅を広げ、書くことを楽しむきっかけをつかむためのクラスです。
課題は参加のメンバーを見て、最適と思われるものを選び実施します。
開講日・受講料等について
対象:小3~中・高・大学生(保護者も生徒として参加可能)
開講日:
月に1〜3回、土日に開講。開始時刻は変更する場合があります。
土曜講座・・・13時半~15時
日曜講座・・・10時半~12時、13時半~15時
定員:1クラス6名
受講料:1講座3,000円
課題について
大きく分けると、描写・生活文・創作文などの「作文課題」と討論と作文をセットにして行う「読解・意見文課題」があります。
作文課題
物事を見る目と鋭敏な感性を養うための課題
課題は生活文を中心に、物や人の描写、詩や創作文などに取り組みます。
言葉のリズムの面白さ、自由 に場面を想像する楽しさを感じながら、伝わる嬉しさと表現する喜びを味わう課題です。
単科で目指すのは、「豊かに、見えるように描く力」を刺激することです。
「楽しい」「悲しい」などの言葉を多用せず、五感を用いて表現することを促します。
声の高さ、硬く握り締めたこぶし、感情を読み取れる行動や表情を描写することで、「楽しさ」「悲しさ」を伝えるようにします。これらを通じて幅広い視野と豊かな表現力を育てていきます。
年齢を問わず、作文の書き方がわからない、とお感じのかたはこちらの講座を受講ください。
読解・意見文課題
鋭い観察力と試考力を育てる課題
昔話・文学作品・絵画・時事テーマなどを用いて討論と読解に取り組みます。
討論においては、「なぜ?どういうこと?本当にそう言える?そもそも~とは何?」などの問いを重ね、多面的・複合的に考える力を育てます。
人は考えるとき、自分の生活の場と年齢、立場を基軸とします。
この「視点の限界」を広げるため、自分以外の人・場所・時に立って物事を読み解くことを促します。
作文においては、討論で出たことを「まとめる」のではなく、「思索し論じる」文章を目指します。
文章は量でもスピードでもなく、質です。書ける・書けない、得意・苦手の別なく、「こういう文章が、考える作文なんだ!」という気付きを得てもらえるよう働きかけています。