もし、作文指導を「間違いを直される」「こう書きなさい、と指示される」ものとお考えなら、ここでの時間はそうではない、と知りに来てください。
間違いを見つけることより、その人の思いを見ます。伝え方を見ます。そして、よい工夫には大きく花丸をつけます。子どもにも、大人にも、です。
表現に大人も子どもも関係ありません。この世界の人全てが表現者です。私自身も参加者と 一緒になって、考えたり迷ったり思いを練り上げたりを繰り返しています。
一方通行の表現指導はしていません。双方向の対話重視の、考えと表現を試すための場所にしたいと励んでいます。
作文指導に携わってすでに30年が経ちました。しかしこの願いは、変わらず私の軸としてあります。そしてこれからも、ずっとこの願いとともに、試考と表現の場を作り続けます。